日時:2021年2月24日(水)13:30~15:15
会場:リモート開催(Zoom)
主催:公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会
参加費:無料
定員:100名
詳細リンク先(外部サイト):https://kokucheese.com/event/index/606406/

趣旨
国際リハビリテーション協会(Rehabilitation International:RI)は、1922年に設立された世界的な民間組織で、世界100カ国以上の障害者団体、障害者サービス提供団体、政府組織、障害関係研究者、支援者などが加盟しています。当協会は日本の窓口です。

当協会では、海外からの訪問者の報告会等を実施しておりましたが、本年度は、新型コロナウイルの影響で海外関連の報告会の実施は難しい状況にあります。そのため、「リハ協カフェ」として、リモートによる報告会を企画し、今回は第4回目の開催です。

柴田 邦臣先生 津田塾大学 学芸学部 国際関係学科 准教授)より、「COVID-19の影響からインクルーシブ教育の現場で生まれつつある「Learning Crisis」について」、西澤 達夫(日本障害者リハビリテーション協会 参与) より、「デイジー図書(アクセシブルな電子書籍)」による読みの困難を持つ子ども達への支援の現状、課題」をご報告頂きます。

関係者以外にも広くご参加を募ります。皆様のご参加をお待ちしております。

発表者プロフィール
・柴田 邦臣先生(津田塾大学 学芸学部 国際関係学科 准教授)
早稲田大学教育学部、東北大学大学院文学研究科、日本学術振興会 特別研究員、大妻女子大学社会情報学部 准教授を経て2014年4月より津田塾大学学芸学部国際関係学科 准教授 兼インクルーシブ教育支援室ディレクター。専門は、社会学・福祉情報論・インクルーシブ学習研究。著書:「〈情弱〉の社会学:ポスト・ビッグデータ時代の生の技法」(2019)など

・西澤 達夫(日本障害者リハビリテーション協会 参与)
1975年より1993年まで、日本電気(株)にて音声合成LSIのシステム開発に従事、1994年から2017年まで、シナノケンシ(株)にて、印刷された文章の読みの困難を持つ読字障害者向けの電子書籍規格であるデイジー規格の国際標準化に携わるとともに、プロジェクトリーダーとして同規格に対応した視覚障害者向けの読書機を開発・製品化した。2018年に日本障害者リハビリテーション協会に移籍後は、読みの困難を持つ児童生徒を対象にデイジー教材の普及・促進を担っている。