CBRは1980年代に地域社会にある既存のさまざまな資源を活用して、途上国の農村に住む障害のある人と家族の生活の向上のためにWHOが開発して取り組まれてきました。CBRの定義は「CBRは障害をもつすべての子どもおよび大人のリハビリテーション、機会均等化および社会統合に向けた地域社会開発における戦略の一つです。CBRは障害のある人、家族およびコミュニティ並びに適切な保健医療・教育・職業・社会サービスが一致協力することによって実施される」とされました。その後、地域の参加が重要であると認識され、 2010年にCBRガイドラインが発表されました。ガイドラインでは障害者権利条約の原則が適用され、CBRの目的はCBIDであるとしています。CBIDは、障害の有無によって分け隔てられることなく、相互に人格と個性を尊重し合いながら共生する社会を実現することを意味しています。

CBR: Community-based Rehabilitation
CBID: Community-based Inclusive Development