日時:2024年4月26日(金)13:30~15:30
会場:リモート開催(Zoom)
   ※要約筆記あり、逐次通訳が入ります。
主催:公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会
参加費:無料
定員:100名

趣旨
国際リハビリテーション協会(Rehabilitation International:RI)は、1922年に設立された世界的な民間組織で、世界100カ国以上の障害者団体、障害者サービス提供団体、政府組織、障害関係研究者、支援者などが加盟しています。日本障害者リハビリテーション協会は日本の窓口です。

2020年以降、新型コロナウイルスの影響で海外からの訪問、RI世界会議の延長等のため海外関連の報告会の実施は難しい状況にあります。当協会の国際委員会では、コロナ禍においても国際交流の火は消してはいけないとの思いから、関係者への情報提供を行うべく、リモートによる報告会「リハ協カフェ」を立ち上げ、2020年8月より隔月で開催してまいりました。今回は第21回目の開催です。

第21回は、1999年から日本障害者リハビリテーション協会が委託を受けて行っている「ダスキン・アジア太平洋 障害者リーダー育成事業」で、過去に日本で研修を行った研修生である、ゾーさん(インドネシア)、ジャスミンさん(フィリピン)、アンジャナさん(ネパール)に、現在の自国の障害者施策や 帰国後のご自身の活動報告等をいただきます。
関係者以外にも広くご参加を募ります。皆様のご参加をお待ちしております。

プログラム(敬称略)

13:30-13:35 開会挨拶
君島淳二(公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 常務理事)

13:35-14:05 報告1
“Disability Policy in Indonesia: Disability Card and Its Implementation”
「インドネシアにおける障害者政策―障害者カードとその運用について―」
発表者:マウディタ ゾブリタニア氏 (インドネシア)
(ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業 第22期生)

14:05-14:35 報告2
“Philippine PWD ID”
「フィリピンの障害者IDカードについて」
発表者: ジャスミン センテアノ アンビオン氏 (フィリピン)
(ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業 第22期生)

14:35-15:05 報告3
“10 years of activities”
「活動の10年間」
発表者: アンジャナ ケーシー氏 (ネパール)
(ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業 第14期生)

15:05-15:30 質疑応答

15:30 閉会

*プログラムの内容に変更がある場合がございます。ご了承ください。

【発表者プロフィール】

・Maudita Zobritania(マウディタ・ゾブリタニア) 氏(ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業第22期生:インドネシア)
ゾーさんプロフィール写真
ニックネーム:ゾーさん
障害:肢体障害(二分脊椎)

《プロフィール紹介》
2022年末、私は障害とバリアフリー社会に関する多くの知識を得て、ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業研修を修了しました。現在は、国立重度知的障害者総合施設のぞみの園で研究員として働いています。
また、仕事のかたわら、インドネシアにおけるレクリエーション活動のアクセシビリティ情報に焦点を当てて取り組んでいます。
私たちが将来、温かい友情と協力的な行動を築けることを願っています。

・ Jasmin Centeno Ambiong (ジャスミン・センテアノ・アンビオン) 氏(ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業第22期生:フィリピン)
ジャスミンさんプロフィール写真
ニックネーム:ジャスミンさん
障害:視覚障害(全盲)

障害者支援活動家、講演会講師。全盲。経営学(経営情報システム)の学位を持つ。
現在、米国を拠点とする世界的な障害者支援団体「ビリオン・ストロング」のチーフ・パートナーシップ・オフィサーを務める。
フィリピンで、誰にでもアクセスしやすく、安全かつインクルーシブな学習空間を推進する視覚障害者のコミュニティであるヒラヤ・コレクティブの呼びかけ人の一人でもある。
ブロガーとしても活躍中で、障害者の生活体験について執筆している。
専門はインクルーシブ雇用、教育、アクセシビリティ。

・ Anjana K.C. (アンジャナ・ケーシー) 氏(ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業第14期生:ネパール(ポカラ))
アンジャナさんプロフィール写真
ニックネーム:アンジャナさん
障害:肢体障害(骨形成不全症)

ポカラ自立生活センター(Independent Living Centre-Pokhara)事務局長。ポカラ自立生活センターは、障害者に力を与え、彼らの社会参加とインクルージョンの促進を目的とする団体で、ポカラとその周辺地域の障害者の権利とニーズを擁護するために精力的に活動している。現在はアンジャナ氏のリーダーシップの下、スキル・トレーニング、アドボカシー支援、ピアサポート、アクセシビリティ・イニシアチブ等のさまざまなサービスとサポートを障害者に提供している。
また、障害者の権利に関する認識を高め、よりインクルーシブな社会を促進するため、地域社会への働きかけや教育にも取り組んでいる。アンジャナ氏の社会正義と平等へのコミットメントは、これら全ての活動に反映されており、彼女の献身的な活動は、ポカラ及び周辺地域の障害者の生活改善に大きく貢献している。
《学歴》トリブバン大学教育学部卒、
現在はトリブバン大学教育計画・管理学科修士課程在籍中
《研修》
・ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成研修第14期生
・モビリティ・インターナショナルUSA(MIUSA)女性リーダー育成研修
(Women Institute for Leadership Development (WILD))
《職歴》
・ポカラ自立生活センター 事務局長 (2015年1月~)
・カスキ郡女性障害者エンパワーメントセンター理事長
・ネパール全国障害者連合会ガンダキ県支部副会長
・包括的な性とリププロダクティブ・ヘルスに関する権利に関するガンダキ県
フォーカルパーソン
・2013年11月29日~2014年12月31日:平和のための集団キャンペーン(COCAP)
地域プログラムオフィサー

【申込方法】

お申し込みフォームまたはFAXにてお申し込みください。

申込受付:2024年4月25日(木)15:00まで

※情報保障が必要な方は、4月18日(木)までにお申し込みください。

定員満員になり次第、締め切りとなりますので、ご了承ください。
お名前、ご所属、ご住所を明記の上、手話通訳、要約筆記、点字資料など必要があれば申し込み時にお知らせください。
参加登録された方へZoomのURLをお送りいたします。

※ご提供いただいた個人情報は、日本障害者リハビリテーション協会の個人情報保護方針に従い、厳重に管理いたします。また、この情報に基づき、このシンポジウム、講習会等のイベントの開催案内、書籍のご案内その他当協会が有益であると判断する情報をご案内させていただくことがあります。ご案内を希望されない場合はその旨お知らせください。

【お申し込み、お問い合わせ先】
公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会 国際課 仁尾(にお)・村上
〒160-0052東京都新宿区戸山1丁目22番1号
TEL: 03-5273-0601 FAX: 03-5273-1523 kokusai@dinf.ne.jp