日時:2024年2月20日(火)13:30~15:00
会場:リモート開催(Zoom)
主催:公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会
参加費:無料
定員:100名

趣旨
国際リハビリテーション協会(Rehabilitation International:RI)は、1922年に設立された世界的な民間組織で、世界100カ国以上の障害者団体、障害者サービス提供団体、政府組織、障害関係研究者、支援者などが加盟しています。日本障害者リハビリテーション協会は日本の窓口です。

2020年以降、新型コロナウイルスの影響で海外からの訪問、RI世界会議の延長等のため海外関連の報告会の実施は難しい状況にあります。当協会の国際委員会では、コロナ禍においても国際交流の火は消してはいけないとの思いから、関係者への情報提供を行うべく、リモートによる報告会「リハ協カフェ」を立ち上げ、2020年8月より隔月で開催してまいりました。今回は第20回目の開催です。

第20回は、2021年に日本障害者リハビリテーション協会が開発しました、「連携」や「協力」を疑似体験しながら地域共生社会について考える研修プログラム『レッツ協力』につきまして、概要と開発までの経緯、ならびに実施事例を、日本障害者リハビリテーション協会 国際協力推進専門職の宮前ユミと、琉球大学人文社会学部 非常勤講師であり「DET沖縄」代表である小林学美(まなみ)氏よりご報告いただきます。関係者以外にも広くご参加を募ります。皆様のご参加をお待ちしております。

プログラム(敬称略)

13:30-13:35
開会挨拶
君島淳二(公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 常務理事)

13:35-14:05
報告1「共生社会を目指して―『レッツ協力』のこれまでとこれから」(仮)
発表者:宮前 ユミ
(公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 国際協力推進専門職)

14:05-14:35
報告2「『レッツ協力』カードゲーム実践例 ―有効な研修づくりと効果について―」(仮)
発表者: 小林 学美氏
(琉球大学 人文社会学部 非常勤講師/「DET沖縄」 代表)

14:35-15:00 質疑応答

15:00 閉会

*プログラムの内容に変更がある場合がございます。ご了承ください。

【発表者プロフィール】
・小林 学美 氏(琉球大学 人文社会学部 非常勤講師/「DET沖縄」 代表)

小林学美氏プロフィール写真

《学歴》
琉球大学大学院 人間科学研究科博士前期課程修了
(社会学修士)
精神保健福祉士・精神保健福祉士実習指導者・認定心理士 

《職歴》
1994年~
東京都・神奈川県・サイパン島(USA)にてメンタルケアカウンセリング、うつ症状からの回復、引きこもり等自立相談業務
沖縄県にて精神科病院勤務(退院促進担当ソーシャルワーカー)
2015年
インクルーシブ研修団体「DET沖縄」設立、第一期DET認定ファシリテーター
2016年 (障害者差別解消法施行) 
琉球大学 グルーバル支援機構 インクルーシブ教育推進プロジェクトコーディネーター
2019年~
宜野湾市教育委員会指導部 はごろも学習センターSSWアドバイザー

その他
大庭学園 沖縄福祉保育専門学校・ソーシャルワーク専門学校 非常勤講師(2015年~現在)
那覇市医師会看護専門学校 非常勤講師(2016年~現在)
沖縄国際大学 非常勤講師 (2022年~現在)
元神奈川県心のバリアフリー推進委員 
元沖縄県障害者差別解消調整委員

《担当授業科目》
社会保障・社会福祉・ソーシャルワーク演習・精神看護概論・コミュニケーション技術・人間理解・介護旅行概論・SSW実習指導

《執筆》
絵本「どうする? ~What do we do?~」(2018)、
絵本「どうする? ~災害時の命の平等編~」(2022)
「共生社会のアサーション技術 ~差別を生まないためのコミュニケーション技術~」(2023)
琉球新報コラム「南風」(2013)、精神保健福祉士機関誌など

《趣味》
旅行・シュノーケル
・宮前 ユミ 
(公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会 国際協力推進専門職)

宮前ユミ氏プロフィール写真

《学歴》
名古屋大学国際開発研究科国際協力専攻修了(2007年)

【お申し込み、お問い合わせ先】
公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会 国際課 仁尾(にお)・村上
〒160-0052東京都新宿区戸山1丁目22番1号
TEL: 03-5273-0601 FAX: 03-5273-1523 kokusai@dinf.ne.jp