イタリア、ドイツ、イギリス等のヨーロッパ諸国では企業活動として、障害者の就労を確保するソーシャル・エンタープライズやソーシャル・ファームと呼ばれる社会的企業が発展してきました。ソーシャル・ファームは、利潤追求を目的とする企業であり、ビジネス手法は一般企業と同じですが、利潤を株主や企業主に分配するのではなく企業活動に再投資する点に特徴があります。

近年、アジアの国々でも、企業活動を通じて障害者の就労を推進する社会的企業に関心が高まってきています。わが国においても、障害者自立支援法の施行とともに社会福祉施設による福祉的な就労から一般就労への移行が求められてきています。そこで、(財)日本障害者リハビリテーション協会・日英高齢者・障害者ケア開発協力機構が主催する本セミナーは、社会的企業の先進地域であるヨーロッパとアジアから専門家を招聘し、わが国の障害者雇用の関係者と意見交換を行います。

日時:2008年1月20日(日)10:00-16:40(受付9:30より)
会場:全社協 灘尾ホール 千代田区霞ヶ関3丁目3番2号(新霞ヶ関ビル)
当日会場Tel: 03-3581-7872
主催:(財)日本障害者リハビリテーション協会 日英高齢者・障害者ケア開発協力機構
参加費:無料
定員:先着200名(申込締め切り:1月12日(金)定員になり次第締切)