令和4年度 音声教材の効率的な製作方法等に関する調査研究事業
「デイジー教科書事例報告会」

日時:令和5年2月26日(日)13:30~16:00
会場:オンライン開催(Zoomウェビナー)
定員:300名
参加費:無料
情報保障:希望に応じて要約筆記・手話通訳をご用意します。
締切:令和5年2月21日(火)
主催:公益財団法人 日本障害者リハビリテーション協会

趣旨
公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会は、平成20年度からボランティア団体等と協力して小中学校の発達障害など読みの困難がある児童生徒にデイジー教科書を製作・提供を行っています。

当初80名だった利用者は、昨年度は約1万5千人を超えて急速に普及しつつありますが、普及絵率は6%程度に留まっています。その理由の一つが、通常の学級でのICT環境が整備途上だったことでしたが、令和2年度GIGAスクール構想で一人一台の学習者用端末が実現しました。しかしながら、この端末はクラウドサービスとの連携を前提としており、デイジー教科書の配信システムでの対応が求められていました。

本報告会では、端末のブラウザだけでデイジー教科書の再生が可能な新配信システムをご紹介するとともに、通常の学級でのデイジー教科書の活用事例をご報告していただき、そこから得られた成果や課題を学び、今後のデイジー教科書のあり方と普及について考えます。

プログラム *内容に変更がある場合がございます。ご了承ください。

13:30
開会挨拶
君島 淳二(日本障害者リハビリテーション協会 常務理事)

13:35-13:50
デイジー教科書の利用申請状況報告、新配信システム紹介
西澤 達夫(日本障害者リハビリテーション協会 参与)

13:50-14:10
通常学級でのデイジー教科書の活用事例報告
上田市立丸子中央小学校 教諭 小野澤 華奈子 氏

14:10-14:40
読むことに困難をかかえる児童の支援における新たな配信システムへの期待と
中学校以降のデイジー教科書の利用における見えてきた課題について
上田市立丸子中央小学校 教諭 池田 明朗 氏

14:40-15:10
今後のデイジー教科書のあり方と普及について
~入試への対応を含む実践的な取り組みについて~
NPOサイエンス・アクセシビリティ・ ネット 代表 鈴木 昌和 氏

15:10-15:20
デイジー子どもゆめ文庫(児童書)のご紹介
山田 稔子(日本障害者リハビリテーション協会 情報センター)

15:20-15:30 質問受付
15:30-16:00 質疑応答
16:00 閉会
司会:村上 博行(日本障害者リハビリテーション協会 情報センター長)