平成30年度事業計画書 1.リハビリテーションの振興・調査研究事業 障害者の自立、社会参加、生活の質(QOL)の向上を具体化するための、 障害者の保健福祉に関わる研究について、一層の推進を図る。 (1)総合リハビリテーション研究大会の開催等障害者リハビリテーションの 振興に関すること (2)日本障害フォーラム(JDF)への参加と協力 (3)障害者放送協議会への参加と協力 (4)地域共生社会づくりの推進 2.国際協力・交流事業の推進 2017年に中間年を迎え、後半5年の行動計画も採択された、国連アジア太平洋 経済社会委員会(ESCAP)決議による「アジア太平洋障害者の十年」(2013-2022)の 推進に向けたESCAPの活動に対し、APDFの加盟団体としてのJDFと共に協力する。 国連総会で採択されたアジェンダ2030(2016年以降の持続可能な開発目標:SDGs)に ついて、障害分野NGO連絡会(JANNET)と共に、SDGsの大きな目的である 「誰も取り残さない社会」作りのための活動に取り組む。 今後とも、国際リハビリテーション協会(RI)、APDF、JDF、JANNET並びにJICAとの 連携を密にし、国際協力・交流を積極的に促進する。 (1)新「アジア太平洋障害者の十年」推進活動 (2)国際リハビリテーション協会(RI=Rehabilitation International)へ の参加と事業推進 (3)国際協力・交流プロジェクトの推進 (4)国際研修事業の実施 3.情報収集・提供事業 障害者の自立と社会参加、QOLの向上を図る上で、必要不可欠な情報の 入手・コミュニケーションの推進を図る。 (1)障害者の情報活用推進事業 (2)DAISY(Digital Accessible Information SYstem)開発普及推進事業 (3)出版事業等 4.今後の(公財)日本障害者リハビリテーション協会の基本的なあり方の検討 当協会の発足の原点を見つめなおし、理念、目的を確認し、様々な課題の 解決のための事業を積極的に取り組み、持続的な発展がされるよう、 当協会の基本的なあり方について、理事会、評議員会において審議いただく ものとする。