Ⅰ 生活環境
ア 交通
目次
問1 駅、鉄道
問1 駅、鉄道を過去1年間で利用したことがありますか。
| ある | ない | 回答なし | 合計 |
|---|---|---|---|
| 1,640 | 460 | 91 | 2,191人 |
| 74.8% | 21.0% | 4.2% | 100.0% |
- 一次集計の結果では74.8%(2191人中1640人・・・「1640/2191人」と表す。以下同じ)の人が利用したことがあると答えている。
- 性別による集計では男性74.0%(1069/1446人)、女性76.9%(569/740人)が利用している。
- 年齢区分別集計(※注)では0~5歳と80歳以上以外の全ての年齢区分で「ある」と回答し
た人の割合が70%を超えている。最も多いのが6~17歳までの87.5%(42/48人)である。
問1-1 駅・鉄道を利用して困ったことがありますか。
| ある | ない | 回答なし | 合計 |
|---|---|---|---|
| 906 | 634 | 100 | 1,640人 |
| 55.2% | 38.7% | 6.1% | 100.0% |
- あると答えた人は55.2%(906/1640人)で、ないと答えた人は38.7%(634/1640人)である。
- 性別による集計では男性が50.3%(538/1069人)、女性が64.5%(367/569人)で、やや女性 が多い。
- 障害種別による集計では視覚障害者で77.1%(165/214人)、聴覚障害者75.0%(126/168人)、肢体不自由者71.9%(241/335人)71.9%で多く、以下難病55.7%(44/79人)、言語障害者50.0%(4/8人)、発達障害者46.3%(19/41人)、知的障害者40.3%(54/134人)、内部障害者32.2%(92/286人)で最も少ないのが精神障害者の28.5%(61/214人)である。
- 年齢別集計では、「ある」と回答した年齢区分で最も多かったのが18~19歳の69.2%(9/13人)であった。しかし、ほぼ全ての年齢区分で「ある」と回答した人が50%を超えている。
また、80歳以上になると83.3%(5/6人)の人が「ある」と回答しているが、母数が少ないので留意が必要である。
※注
年齢区分として、3区分(0~17歳・18~64歳・65歳以上)、さらに詳しく12区分(0~5歳・6~14歳・15~17歳・18~19歳・20~29歳・30~39歳・40~49歳・50~59歳・60~69歳・70~79歳・80歳以上)で集計し、傾向を調べた。
問1-2 困った場面は何ですか。

- 「ホームへ行くとき」が35.1%(318/906人)で最も高く、以下「切符を買うとき」34.3%(311/906人)、「乗り降りするとき」33.3%(302/906人)、「案内表示・アナウンス放送」32.8%(297/906人)、「トイレ利用の際」30.5%(276/906人)である。
- 性別による集計では「トイレ利用の際」が女性27.0%(99/367人)に対し、男性32.9%(177/538人)とやや男性が高い。
- 障害種別による種別で見てみると全体集計では34.3%の「切符を買う際」が視覚障害者では59.4%(98/165人)に上る。また視覚障害者においては「トイレ利用の際」が52.7%(87/165人)と高い数値を示している。当然のことではあるが、「ホームへ行くとき」51.9%(125/241人)、「電車に乗り降りするとき」56.4%(136/241人)は肢体不自由者が他の障害をもつ人よりも高い割合であり、「駅や車内の案内表示・アナウンス」の項目は聴覚障害者91.3%(115/126人)や視覚障害者64.8%(107/165人)が他の障害をもつ人よりも高い割合である。
(障害種別によるクロス集計表:表1) - 年齢別集計では「ホームへ行くとき」の割合が年齢が上がるにつれて増加している。49歳までの年齢ではおおむね20%~30%台で推移していたものの50歳を超えると40%台で推移していく。「切符購入の際」という回答が6~14歳で61.5%(8/13人)と特に多いが母数も少ないので留意が必要である。6~14歳46.2%(6/13人)および15~17歳45.5%(5/11人)で特に多いのが「ほかの乗客との関係」の項目である。これは年齢が上昇するにつれて減少していく傾向がある(18~19歳では33.3%(3/9人)、20~29歳13.2%(10/76人)で、その以降の年齢では増減を繰り返すが6~19歳の年齢と比べると割合的には少ない)
問1-3 駅、鉄道を利用しなかった理由は何ですか。

- 「必要がなかった」と答えた人が64.1%(295/460人)、「設備・環境不備」が6.5%(30/460人)、「介助・サポート不足」が4.3%(20/460人)であった。
- 性別による集計では女性が「設備・環境の不備」をあげている割合がやや高い。(男4.6%(15/323人)、女11.1%(15/135人))
- 障害種別による集計では聴覚障害者、知的障害者、発達障害者、精神障害者、内部障害者の70%以上が「必要がなかった」と答えている。(次点は難病の60.0%:12/20人)しかし、視覚障害者、肢体不自由者はこの割合が幾分低い。(視覚障害者55.6%:5/9人、肢体不自由者57.8%:93/161人) また視覚障害者の33.3%(3/9人)が「介助やサポートを受けられなかったから」と回答しており、他の障害種別よりも多い。
(障害種別によるクロス集計表:表2) - 年齢別集計でも「必要がなかった」が各年齢区分で50%~70%と最も多かった。
問2 バス、バス乗り場
問2 バス、バス乗り場を過去1年間で利用したことがありますか。
| ある | ない | 回答なし | 合計 |
|---|---|---|---|
| 1,468 | 617 | 106 | 2,191人 |
| 67.0% | 28.2% | 4.8% | 100.0% |
- 1468/2191人:67.0%が利用ありと回答している。
- 性別による集計では特に差異は見られない。(男性64.7%(935/1446人)、女性71.7%(531/740人))
- 障害種別による集計では肢体不自由者以外の障害をもつ人が60%以上利用しているのに対して、肢体不自由者では46.3%(240/518人)と低い。
- 年齢別集計では6~14歳の83.3%(20/24人)を最高に29歳までの各年齢区分で70%近くが「利用している」と回答している。30歳以上の年齢では若干利用率が落ちるがそれでも各年齢区分で60%以上の人が利用している。(ただし、80歳以上では50.0%:7/14人)
問2-1 バスを利用して困ったことがありますか。
| ある | ない | 回答なし | 合計 |
|---|---|---|---|
| 700 | 624 | 144 | 1,468人 |
| 47.7% | 42.5% | 9.8% | 100.0% |
- 「ある」と答えた人が47.7%(700/1468人)であり、半数近くの人が「困ったことがある」と答えている。
- 性別による集計では男性43.3%(405/935人)、女性55.3%(294/531人)が「ある」と回答している。若干女性が多い数値が出ている。
- 障害種別による集計では視覚障害者の71.4%(150/210人)、肢体不自由者の68.3%(164/240人)、聴覚障害者の60.0%(105/175人)が「ある」と回答していて他の障害種別よりも高い数値である。最も少ないのは内部障害者の18.8%(46/245人)で、以下言語障害者20%(1/5人)、精神障害者24.7%(55/223人)と続く。知的障害者・発達障害者はそれぞれ39.5%(51/129人)、35.1%(13/37人)とやや高い程度であった。
- 年齢別集計では18歳~19歳の66.7%(8/12人)を筆頭に若い世代が「ある」と回答する傾向が高い。逆に30歳以上の年齢となると各年齢区分とも40%強と幾分割合が少なくなる。
問2-2 困った場面は何ですか。

- 最も多いのが「乗り降りするとき」の40.4%(283/700人)である。
以下「バスの乗り場を探すとき、乗り場まで行く間」36.7%(27/700人)、「案内・アナウンス」35.7%(250/700人)、「乗務員の応対、乗務員とのコミュニケーション」32.3%(226/700人)、「運賃支払い時」30.4%(213/700人)である。 - 性別による集計では男性で最も多かった項目が「乗り場探しと乗り場に行くまでの間」の39.3%:159/405人、女性は「乗り降りする際」の44.9%:132/294人だった。しかし、男女とも「乗り降りするとき」「乗り場探しと乗り場に行く間」「案内・アナウンス」「乗務員の応対、乗務員とのコミュニケーション」「運賃支払い時」の各項目がおおむね30%以上と多い項目ではある。
- 障害種別による集計では「バス乗り場まで行くあいだ」と回答した視覚障害者が多い(67.3%:101/150人)。視覚障害者は「案内表やアナウンス」の項目でも61.3%(92/150人)と高い。この項目は聴覚障害者も高く85.7%(90/105人)である。また、興味深いのが発達障害者で「乗務員とのコミュニケーション」が69.2%(9/13人)と他の障害種別に比べて高い点である(聴覚障害者も同様で67.6%:71/105人)。しかし、発達障害者の母数が少ないことには留意する必要がある。
(障害種別によるクロス集計表:表3) - 年齢別集計では「乗り場探し、乗り場まで行くとき」の項目が40代より若い世代と上の世代で比較した場合40代より上の年齢が割合的に高い(乗降に関する項目も同様)。また、「ほかの乗客との関係」においては18歳~19歳の世代の37.5%(3/8人)を筆頭に若い世代でやや割合が高い傾向がある。
問2-3 バス、バス乗り場を利用しなかった理由は何ですか。

- 「必要がなかったから」が65.0%(401/617人)、「設備・環境不備」が11.2%(69/617人)、「介助・サポート不足」が3.9%(24/617人)であった。
- 性別による集計では「設備・環境不備」が男性9.2%(41/446人)、女性16.5%(28/170人)で女性が多い数値が出ている。しかし男女とも「必要がなかった」が60%を超えている
- 障害種別による集計では肢体不自由者と難病以外の障害をもつ人が「必要がなかった」の項目で70%を超えている。しかし、肢体不自由者の場合18.8%(46/245人)が「設備・環境の不備」をあげている。難病も「必要なかったから」の項目が56.7%(17/30人)と他の障害種別に比べてやや低い。
(障害種別によるクロス集計表:表4) - 年齢別集計ではほぼ全ての年齢区分で60%以上が「必要がなかった」をあげている。(ただし、80歳以上は50.0%)
問3 タクシー
問3 タクシーを過去1年間で利用したことがありますか。
| ある | ない | 回答なし | 合計 |
|---|---|---|---|
| 1,419 | 668 | 104 | 2,191人 |
| 64.8% | 30.5% | 4.7% | 100.0% |
- 「ある」と回答した人が64.8%(1419/2191人)であった。
- 性別による集計では「ある」が男性61.7%(892/1446人)、女性71.1%(526/740人)。
- 障害種別による集計では視覚障害者の90.3%(216/239人)が「ある」と回答している。また、知的障害・発達障害以外の障害をもつ人が50%以上「ある」と回答しているのに対して、これら2つの障害をもつ人はともに50%以上が「利用したことない」と回答している。(知的障害者が50.5%:95/188人、発達障害者が60.4%:29/48人)
- 年齢別集計では60歳以上の年齢では「ある」と回答した人の割合が70%を超え、30~59歳の年齢区分でも60%を超えている。また、6~14歳でも54.2%:13/24人とやや高い割合を示す。しかし、15~19歳の年問3-1 タクシーを利用して困ったことがありますか。齢区分は20%~30%台と低い割合を示す。(ただし、20~29歳では53.7%:94/175人とやや高い)
問3-1 タクシーを利用して困ったことがありますか。
| ある | ない | 回答なし | 合計 |
|---|---|---|---|
| 488 | 806 | 125 | 1,419人 |
| 34.4% | 56.8% | 8.8% | 100.0% |
- 「ある」と回答した人が34.4%(488/1419人)に対し「ない」と答えた人が56.8%(806/1419人)であった。他の交通機関と比べて低い傾向がある。
- 性別による集計では男性の29.7%(265/892人)が「ある」と答えているのに対し、女性は42.4%(223/526人)が「ある」と回答している。やや女性が高い。
- 障害種別による集計では聴覚障害者が63.4%(97/153人)と最も高く、ついで視覚障害者が51.0%(110/216人)である。知的障害者15.3%(13/85人)、発達障害者0%(0/15人)、言語障害者16.7%(1/6人)の割合がともに少ないが、母数も少ないので、留意が必要である。
- 年齢別集計では「ある」と回答した人のうち、最も多いのが80歳以上の40.0%であるが、各年齢区分でおおむね「ある」と回答した人の割合は40%弱であり、他の交通機関と比べて少ない。
問3-2 困った場面は何ですか。

- 48.0%(234/488人)とほぼ半分の人が「乗務員の応対や乗務員とのコミュニケーション」をあげている。以下、「タクシーをひろうとき、予約時」43.0%(210/488人)、「乗り場探し、乗り場まで行く間」28.7%(140/488人)、「乗り降りするとき」24.8%(121/488人)、「行く先を告げるとき」23.0%(112/488人)である。また、他の公共交通機関に比べ若干「乗車を拒否されたとき」という項目が多い。11.5%(56/488人)
- 性別による集計では男性は「タクシーを拾うとき、予約するとき」の割合が最も高く44.9%(119/265人)。女性は「乗務員の応対やコミュニケーション」53.4%(119/223人)と高い。また「行き先を告げるとき」の割合が男性19.2%(51/265人)に対し女性は27.4%(61/223人)と若干女性のほうが高い。
- 障害種別による集計では肢体不自由者の56.7%(76/134人)が「乗り降りするとき」と回答している。視覚障害者の68.2%(75/110人)が「予約時や拾う際」と回答している。また、聴覚障害者の46.4%(45/97人)が「行く先を告げる際」と回答している。知的障害者では「運賃を払うとき」が53.8%(7/13人)と抜きん出て多いのも特徴である。
(障害種別によるクロス集計表:表5) - 年齢別集計では「乗務員の対応」が相対的にみて比較的高い割合である。
問3-3 タクシーを利用しなかった理由は何ですか。

- 「必要がなかった」が78.9%(527/668人)、「設備・環境不足」が2.8%(19/668人)、「介助・サポート不足」が1.6%(11/668人)であった。
- 性別による差は特に見られなかった。(男性79.8%(388/486人)、女性76.5%(137/179人)が「必要なかったから」と回答)
- 障害種別による集計では知的障害者で「必要がなかった」が83.2%(79/95人)とやや高い。
(障害種別によるクロス集計表:表6) - 年齢別集計でも「必要がなかった」が各年齢区分70%以上で高い割合を示している。
問4 空港、飛行機
問4 空港、飛行機を過去1年間で利用したことがありますか。
| ある | ない | 回答なし | 合計 |
|---|---|---|---|
| 786 | 1,358 | 47 | 2,191人 |
| 35.9% | 62.0% | 2.1% | 100.0% |
- 「ある」35.9%(786/2191人)、「ない」62.0%(1358/2191人)であった。
- 性別による差は特に見られなかった。(男性35.7%(516/1446人)、女性36.4%(269/740人)が「ある」と回答)
- 障害種別による集計では聴覚障害者の55.7%(112/201人)が「利用あり」と回答している反面、 精神障害者や言語障害者は10%代と低い。また、他の障害種別も20~40%代の数値であった。
- 年齢別集計では「ある」と回答した最高値が65~69歳の43.3%(88/203人)で最小値が80歳以上の21.4%(3/14人)である。しかし各世代とも「ある」と回答した人がおおむね30%台である。
問4-1 空港、飛行機を利用して困ったことがありますか。
| ある | ない | 回答なし | 合計 |
|---|---|---|---|
| 342 | 394 | 50 | 786人 |
| 43.5% | 50.1% | 6.4% | 100.0% |
- 「ある」43.5%(342/786人)、「ない」50.1%(394/786人)であった。
- 性別による差は特に見られなかった。(「ある」と答えた男性は41.7%(215/516人)、女性は47.2%(127/269人))
- 障害種別による集計では、聴覚障害者で「ある」の割合が73.2%(82/112人)と高い。以下「ある」と答えた割合は肢体不自由者53.3%(96/180人)、視覚障害者46.0%(46/100人)、難病41.9%(18/43人)、知的障害者33.3%(16/48人)、発達障害者33.3%(4/12人)と続く。精神障害者22.0%(11/50人)と言語障害者0%(0/1人)は利用した人の割合も少ないが、次の問いで「困ったことがある」と答えた人も少ない。
- 年齢別集計では「ある」と回答した人のうち18~19歳の75.0%(3/4人)が最高である。最小は15~17歳の25%(2/8人)であった。
問4-2 困った場面は何ですか。

- 最も多かったのが「飛行機に乗る手続きをするとき」の41.2%(141/342人)、以下「案内表示・アナウンス放送」32.5%(111/342人)、「乗務員や空港職員の対応・コミュニケーション」32.5%(111/342人)、「空港や機内設備」29.8%(102/342人)である。
- 性別による集計では男女とも「飛行機に乗る手続きをするとき」が男性40.5%(87/215人)、女性42.5%(54/127人)と最も高い割合を示す。
- 障害種別による集計では肢体不自由者の57.7%(55/96人)が「乗り降りするとき」と回答しており、他の障害種別よりも高い割合を示している。視覚障害者においては60.9%(28/46人)が「手続きをするとき」と回答し、これは知的障害者56.3%(9/16人)・聴覚障害者54.9%(45/82人)でも同様である。また、聴覚障害者の82.9%(68/82人)が「機内や空港のアナウンスや案内表示」と回答している。
(障害種別によるクロス集計表:表7) - 年齢別集計でも「手続きをするとき」が各年齢を通して最も多い。
問4-3 空港、飛行機を利用しなかった理由は何ですか。

- 「必要がなかった」が、85.3%(1159/1358人)で最も高い。
- 性別による集計でも男性86.5%(780/902人)、女性83.2%(376/452人)が「必要がなかったから」と答えている。
- 障害種別による集計でも全ての障害種別において「必要がなかった」が80%を超えている。
(障害種別によるクロス集計表:表8) - 年齢別集計でも各年齢区分の80%弱~100%が「必要がなかった」と答えている。
問5 歩道
問5 過去1年間に、歩道を歩いていて困ったことがありますか。
| ある | ない | あまり出歩 かないので 分からない |
回答なし | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 1,212 | 855 | 68 | 56 | 2,191人 |
| 55.3% | 39.0% | 3.1% | 2.6% | 100.0% |
- 「ある」が55.3%(1212/2191人)、「ない」が39.0%(855/2191人)であった。
- 性別による集計では男性52.9%(766/1446人)、女性60.0%(444/740人)が「ある」と答えており若干女性が多い。
- 障害種別による集計では、視覚障害者87.9%(210/239人)、肢体不自由者76.8%(398/518人)、難病61.4%(62/101人)、聴覚障害者52.7%(106/201人)の順に高い割合を示している。ついで知的障害者46.3%(87/188人)、内部障害者37.2%(134/360人)、精神障害者23.5%(70/298人)、発達障害者20.8%(10/48人)が続く。
- 年齢別集計では各年齢区分でおおむね50%~65%が「ある」と答えている。(最大は80歳以上の64.3%(9/14人)で最小は15~17歳の33.3%(8/24人)である)
問5-1 困った場面は何ですか。

- 「歩道の障害物」が最も高く68.0%(824/1212人)、以下「歩道の段差」60.9%(738/1212人)、「歩道の幅」45.0%(545/1212人)、「歩道や道路が工事中のとき」44.3%(537/1212人)である。
- 性別による集計においては「歩道の段差」(男性59.9%:459/766人、女性62.6%:278/444人)、「歩道の障害物」(男性68.8%:527/766人、女性66.4%:295/444人)、「歩道の幅」(男性44.3%:339/766人、女性46.2%:205/444人)の順である。
- 障害種別による集計では肢体不自由者の83.9%(334/398人)が「歩道の段差」と回答し、「歩道の障害物」の項目も78.4%(312/398人)と高い。また、難病のある人も「歩道の段差」が74.2%(46/62人)、「歩道の障害物」が72.6%(45/62人)と回答している。視覚障害者では「歩道の障害物」が85.7%(180/210人)と最も多いが、特徴的なのが他の障害種別では割合が少ない「信号機」が49.0%(103/210人)と抜きん出ている点である。視覚障害をもつ人にとっては信号を確認できない分この項目が高くなるのは当然であろう。同様に「横断歩道」でも35.2%(74/210人)と高い数値が出ている。
(障害種別によるクロス集計表:表9) - 年齢別集計は40歳以上になると「歩道の段差」をあげる人が多くなる(80歳以上では100%:9/9人)。同様に「歩道の障害物」も60~64歳で71.8%(107/149人)であった。
問5-2 あまり出歩かなかった理由は何ですか。

- 「必要がなかった」が55.9%(38/68人)で最も多いが、「その他」が次いで多い20.6%(14/68人)である。
- 性別による集計では「必要がなかった」と答えた人が男性が62.8%(27/43人)と高いのに対し、女性は44.0%(11/25人)に留まっている。一方、「サポートや情報を得られなかったから」は男性4.7%(2/43人)に対し、女性は24.0%(6/25人)と高い。
- 障害種別による集計において全く出歩かなかったという人の数そのものは、どの障害種別においても他の交通機関と比較して極めて少なかった。
(障害種別によるクロス集計表:表10) - 年齢別集計においても種別集計と同様のことがいえる。
問6 車
問6 過去1年間に車で移動していて困ったことがありますか。(自分で運転しない場合も含みます。)
| ある | ない | あまり車で 移動しないので 分からない |
回答なし | 合計 |
|---|---|---|---|---|
| 862 | 1,087 | 130 | 112 | 2,191人 |
| 39.3% | 49.7% | 5.9% | 5.1% | 100.0% |
- 「ある」39.3%(862/2191人)、「ない」49.7%(1087/2191人)、「あまり車で移動しないからわからない」5.9%(130/2191人)であった。
- 性別による集計においては「ある」と回答した男性38.8%(561/1446人)、女性40.4%(299/740人)で、差はない。
- 障害種別による集計では肢体不自由者の60.2%(312/518人)が「ある」と回答し他の障害種別よりも高い。ついで難病の52.4%(53/101人)、聴覚障害者の44.7%(90/201人)である。発達障害者22.9%(11/48人)、知的障害者26.6%(50/188人)、精神障害者19.8%(59/298人)は相対的に低い。
問6-1 困った場面は何ですか。

- 「駐停車する場所を探すとき」が最も多く57.4%(495/862人)に上っている。以下、「駐車場に車を停めるとき」42.3%(365/862人)、「駐車場から付属の施設・建物に移動するとき」32.5%(280/862人)であった。
- 性別による集計においても最も多いのが「駐停車する場所を探すとき」である。(男性56.5%:317/561人、女性59.2%:177/299人)
- 障害種別による集計では「駐停車する場所を探すとき」が難病77.4%(41/53人)、肢体不自由者67.9%(212/312人)、内部障害者65.3%(81/124人)、視覚障害者51.5%(34/66人)の順で高く、知的障害者においても44.0%(22/50人)とやや高い数値を示している。また「有料道路の料金所で支払うとき」の項目で聴覚障害者が27.8%(25/90人)と他の障害種別に比べて多いのも特徴的である。
(障害種別によるクロス集計表:表11) - 年齢別集計でも「駐車する場所を探すとき」が相対的に高い。(全ての年齢区分で50%以上)
問6-2 車で移動しなかった理由は何ですか。

- 「必要がなかった」が64.6%(84/130人)で最も多かった。
- 性別による集計においても男女とも「必要がなかった」が最も多い。(男性66.7%:52/78人、女性61.5%:32/52人)
- 障害種別による集計では「必要がなかった」の項目が各障害種別においても最も高い割合である。
(障害種別によるクロス集計表:表12)
問6-3 あなたは運転免許を持っていますか。
| 持っている | 持っていない | 回答なし | 合計 |
|---|---|---|---|
| 492 | 338 | 32 | 862人 |
| 57.1% | 39.2% | 3.7% | 100.0% |
- 全体の57.1%(492/862人)が運転免許を取得している。
- 性別による集計では、男性が取得率が62.6%(351/561人)なのに対して女性は46.5%(139/299人)である。
- 障害種別による集計では肢体不自由者、聴覚障害者、精神障害者、内部障害者、難病が取得率50~80%台なのに対し、視覚障害者、知的障害者、発達障害者は全て一桁台の取得率である。
- 年齢別集計では40歳以上の年齢区分で取得率が50%を超えている。
問6-4 あなたは、普段、車の運転をしますか。
| する | しない | 回答なし | 合計 |
|---|---|---|---|
| 405 | 78 | 9 | 492人 |
| 82.3% | 15.9% | 1.8% | 100.0% |
- 全体の82.3%(405/492人)が普段から車を運転している。
- 性別による集計においては男性の86.9%(305/351人)、女性の70.5%(98/139人)が「普段から車を運転する」と回答している。
問7 交通全般についての自由記述
問7 問1~問6までを含め、交通全般について、具体的にどのようなことで困りましたか。
また、それに対してどうしましたか。その結果はどうでしたか。改善に向けたご提案なども含め、自由にお書きください。
【概括】
- 全体で1007人からの自由記述があり、アンケート回答者総数(2191人)の約半数近い人が記述していることから、日常生活の「交通」アクセスのニーズにかかわる問題が障害種別ごとに多岐にわたり、関連しあっていることがうかがえる。
◆内訳は、以下の通りである。合計:1174件
(1)駅、鉄道:367件、(2)バス、バス乗り場:188件、(3)タクシー:51件
(4)空港、飛行機:36件、(5)歩道:212件、(6)車:301件、(7)その他:19件
◆障害種別にまたがって、全体を通して比較的多かったのは、以下の内容だった。
- 車いす専用駐車場に一般の車が駐車していて困ったという苦情が非常に多い。その際に運転席側の幅が狭いために乗車ができない。特に外見上、障害がわからない聴覚障害、精神障害、内部障害、難病の場合には、周囲の視線を気にして駐車をためらっている実態が浮き彫りになった。(約120件、肢体不自由、聴覚障害、内部障害、難病)
- 電車に乗るときには、車両とホームの段差と距離をなくしてほしい。すべての駅に早くエレベーターを設置してほしい。(肢体不自由、視覚障害、内部障害、難病)
- 交通機関の職員の障害者に対する態度が悪く、タクシー等の乗車拒否が少なくない。聴覚・言語障害の場合、駅等で緊急時には、案内掲示(電子文字表示)がないため、職員に聞いても筆談に対応してくれないことが多い。特に知的障害の場合、バスに乗車中に大きな声を出すと運転手から突然怒鳴られたり、降りるときに「ありがとうございました」と言っても嫌な顔をされたり、無視されることがある。障害ごとの特性と、障害者も利用者であるという認識をきちんと持ってほしい。人権教育の研修などを行うことが必要。
- 視覚障害の場合には、駅で時刻表や料金表などを見ることができないので、点字または音声信号等の機器の設置を求める声が多い。
- 車の免許取得ができない障害者の場合、所得保障制度が整備されて現状においては、運賃等の割引制度の対象を広げてほしい。
- 内部障害、精神障害、難病の場合には、そのときの状況で疲れやすく、歩行も困難になることがあり、肢体不自由のニーズと重なる場合が多い。また内部障害(オストミー等)や難病(低血糖値等)の場合には、障害者同士でもあまり理解ができていない緊急時の駐車場やトイレまたは休憩室が必要であること。
◆以下は、交通全般に対して、共通する主な要望・提言である。
- 設備の改善とともに乗務員の研修が必ず必要。障害当事者が参加している研修が必要、また定期的に利用しやすい、利用しにくい交通機関の調査を行政が行い指導すべきではないか。電動車椅子の移動性を生かせるよう、さまざまな交通機関(バス、電車、船、飛行機、すべての物)スムーズに利用できるような設計からの構造改革を。(男性、40代、肢体不自由)
- 車椅子で移動時の利便性が低い。行政、鉄道、バス全てが真剣に利用者の事を考えていない。会合で話をしても本当に解って改善をしてくれない。建築設計の段階からユニバーサルデザイン、バリアフリーを義務付けして認可してもらいたい。(女性、30代、知的障害・言語障害・肢体不自由)
- トイレがついている交通機関は、中のボタンの位置を点字表示して頂きたい(女性、30代、視覚障害)
- 6級の手帳だが、音は充分わかっても言葉や会話の聞き分けが、公共の場ではうまくできない。声は普通にだせるので、なかなか障害を理解してくれなく、「書いて下さい」といってもなかなか書いてくれない。職員の対応の態度にはいつも、不満ばかりだが、それを不満として出してもこの障害に理解がなければどうしようもない事なので、気にしないようにしている。障害の等級が重い人だけが困っているんじゃないことをわかってほしい。(女性、40代、聴覚障害)
- 耳が聞こえないので、字幕付き看板など付けてほしい。運転手、車掌など、できれば手話を身につけてほしい。タクシーに拒まれたことは何回かあった。特に若い男の人は、目的場所はわからない。市の手話講習会がありますのでぜひ受講して下さい。(女性、50代、聴覚障害)
- 旅行会社へツアーを申し込む時、心配で色々聞かれるし、念書を書かされたりすることもあって、不愉快な思いをした。もっと人権問題の教育を浸透して欲しいと思います。(男性、40代、聴覚障害)
- 交通全般に、駅員や運転手とのコミュニケーションがとりづらい。常に、「耳が不自由なので筆談をお願いします」という紙と、筆談用のメモとペンで対応している。すぐに対応してもらえる人と、いぶかしむ人といる。公共交通の窓口、あるいは運転手は簡易筆談器を常備するようにしていただけると、お客様対応に対する意識を持ってもらう上でも有効だと思う。(女性、30代、聴覚障害)
- 精神障害者手帳では、公共交通機関に対してのメリットが無い。てんかん発作があると運転免許が取得不可能なので、身体障害者手帳同様、半額にするべきである。(男性、40代、精神障害)
- バス運賃は割引になったが、他の交通機関(JRや船や飛行機)は通常料金を払わないといけないので、他の障害の人と同じように早く割引を開始してもらいたい。(男性、40代、精神障害)
- 内部障害の為、見た目にも普通で、ふだんも一人で行動することが多いため、ほとんど身障者用で電車とかは半額はききません。身障者手帳をもっていても意味がないと感じる事があります。車でも病院の身障者用のスペースに停めようとしたら、身障者カードを提示していたにも関わらず「透析患者は障害者じゃない!」と言われ、深く傷つきました。周知徹底してほしい。(女性、30代、内部障害)
(1)駅、鉄道
■困ったこと
- どうしても利用しなければならない駅にエレベーターやエスカレーターが無く、階段昇降機を利用しなければならず、とても怖い思いをした。又、そのような時に駅の利用を拒まれた。駅員の対応に従うしかなかった。(男性、30代、肢体不自由)
- ローカル線、特に無人駅では乗降ができなかったり、きっちり時間を決めて申告しておかないと介助がうけられなかったりする。自由な気持ちで、旅行ができない。人の手配(介助者)はしかたないとしても駅等に時間を決められた。(女性、40代、肢体不自由)
- 交通機関(駅等)のトイレに和式のものしかない場合があるが、洋式のものでないとオストメイト(人工肛門による突然の尿意)にとっては困ることが多い。(男性、70代、内部障害)
- 電車で座る際、年齢も若く、内部障害者なので見た目では、ただの若者に見えてしまうので、本当にしんどくて、座りたくても、混雑時、優先座席などには座りにくい。(女性、30代、内部障害)
- 電車を利用するときエレベーターがあるんだけど、駅員がなかなか来ないで乗りたい時刻の電車が先に来てしまう。介助者と一緒に行くと、介助者に行き先を聞いてしまう。(女性、40代、肢体不自由)
- JRを利用する際、必らず事前に連絡をとらなければならないところに不便を感じる。またその際の駅員の対応が違うので困る。(男性、20代、肢体不自由)
- 駅のトイレを利用しようとしたが入り口が狭く入れなかった。あきらめた。トイレも混んでいて待たなければならなかった。(男性、40代、肢体不自由)
- エレベーターは隅の方で遠く、エスカレーターもない所もあり、上りはあるけど下りがない所が多い。ヒザ関節に人工関節を入れていると上りより下りの方がきついのです。(男性、60代、肢体不自由)
- 特に電車を利用の場合、階段で移動する事が多く、足が悪いのでつらい。エレベーターがあってもホームの端など長距離を歩かないといけないので。(女性、40代、肢体不自由)
- 電車の出入り口のドアの開閉を自分でしなくてないけない。又、ホームと電車の段差がありすぎるので、大変。改札からホームまでの階段が急こうばいなので大変。(女性、60代・肢体不自由)
- 鉄道を使うとき、立って待つのはしんどいのでイスに座りたいが、イスが少ない時が困る。電車が混んでいてシルバーシートに座れない時も困る。(男性、30代、視覚障害・精神障害・肢体不自由)
- 新幹線の多目的室を予約する時、人工呼吸器のコンセントを借りる時、医療機器に使えないと言われた、前回も使用して新幹線に乗って旅行をしていた、同じように人工呼吸器の人がチケット販売拒否された人もいる。(男性、20代、肢体不自由・難病)
- 券売機は高さが合わず使いにくい。改札が入れない(通りにくい)。駅構内に入る為の車イス、スロープがせまい、踏み切りは渡りにくい。(男性、40代、言語障害・肢体不自由)
- 駅でエレベーターが見つからない。トイレが見つからない。(女性、50代、視覚障害)
- 駅員さんを改札で見つけて尋ねることが多いが、無人のときは困る。また、最近JRや地下鉄の券売機がタッチパネルになり、かなり不便。テンキーもついているが、複雑で使えない。券売機によってバラバラで混乱する。(女性、20代、視覚障害)
- 駅などで手すりが切れているところが困る。(男性、60代、視覚障害・聴覚障害)
- 無人駅で切符をどうすればいいか分からなかった。(女性、20代、聴覚障害・知的障害)
■とった行動・その結果
- JRに手すりの設置を頼んだが無理だった。(女性、40代、肢体不自由)
- 乗務員に困ることを時間がかかっても伝え続ける。次回の利用では改善されていたりする。自分や他の仲間たちにとって利用できるように伝えていくことが改善につながる。(男性、50代、肢体不自由)
- 車イストイレも大きな駅しか設置されていない。いくら行政機関に訴えても改善されない。(女性、40代、肢体不自由)
- 降車駅に連絡するのに乗車できる電車があるにもかかわらず、待たされた。駅員に苦情を言ったが聞いてもらえなかった。駅員によって対応にとてもムラがある。(男性、50代、肢体不自由)
- JR、私鉄をくり返し利用し、駅員に車いす介助に慣れてもらった。気づいた点は、具体的に伝えるようにしている。(女性、50代、肢体不自由・視覚障害・難病)
- 電車で必ず最後部に乗せられる。→抗議した。地下鉄への階段に座っている人がいた。→交通局に伝えた。(女性、50代、視覚障害)
- 駅ターミナルでのバス乗り場に、音声での乗り場案内がないため困る。行政に苦情を伝えたが改善なし。(男性、60代、視覚障害)
- 電車の事故情報がすぐに入手できない(電光掲示板に反映されるまで15分以上かかり、その間どう行動していいか分からない。駅員に聞きたくても忙しくしており筆談してもらえない。「事故情報・復旧の見込み・振り替え輸送の情報」を紙などに書いて駅員事務室の前や改札口の前に張り出してもらえないかという要望を出した。アナログなやり方だが、とても有効だと思う。(女性、30代、聴覚障害)
■具体的な提案
- ホームと電車にすきまや段差がありすぎる。駅員にいちいちたのまないといけない(自由ではない)。そのすきま対策にホームに電車が入りドアが開くと同時にスロープが出て来る仕組みにしたらいいのではないか。(女性、30代、肢体不自由)
- 駅員さん、乗務員、全員に車イスの対応を研修して、もらいたいです。車イス対応のエスカレーターの使い方を知らない。(女性、30代、肢体不自由、他数名)
- 車いすで利用できる設備が、整っているかどうか事前にインターネット等を通じて調べるようにしています。もう少し具体的な情報が分かるようにしてほしいです。(女性、30代、肢体不自由)
- 新幹線、自由席入口近くは障害者優先にされたし。(男性、50代、肢体不自由)
- 鉄道の人はなかなかわかってくれない。通路に車イスがいて、乗り降りの時にぶつかるよりは、座席をなくして車イスが2台位いられる様にした方がいいと思う。(女性、30代、肢体不自由)
- 車イス移動が自由になるように、交通案内標示がわかりやすいようにしてほしい。(男性、40代、肢体不自由)
- 駅舎の新築・改築の場合でなくても、既存の建物であっても、ホームへ出るエレベーター、障害者用トイレ設置を義務づけてほしい。法改正が必要。(男性、40代、肢体不自由)
- 地下鉄やJRの電車をよく利用しますが、一番大変なのはエレベーターやエスカレーターの無い駅です。駅員さん達が4人がかりで車イスを持ち上げて階段の昇降をして下さいますが、不安を感じる時があります。長い階段ですと、やはりふらついたりする時があるのです。駅員さん達の腰痛も心配です。どの駅にもエレベーターがあったらとつくづく思います。(女性、50代、言語障害・肢体不自由)
- 鉄道のホーム柵の設置、キップに特急券と乗車券がそれぞれわかるように識別マークを付けてほしい。(女性、50代、視覚障害)
- 案内板があっても見えない、交通機関まで行くのが大変。手すりに必ず点字シールを貼ってほしい。音声ガイダンスの普及、車内アナウンスをもっと聞きとりやすくしてほしい。(女性、50代、視覚障害)
- 鉄道のプラットホームは柵がない。視障はしばしば転落する。早急な改善がもとめられる。(男性、70代、視覚障害)
- 全盲者にとって、鉄道駅ホーム上は電車の発着の際の騒音により、音などの環境が著しく変化するため、まっすぐ歩くことさえ容易ではない。常に危険性を伴いますが、改札口、階段上り口等に音声ガイドシステムが設置されていると、白杖歩行者が位置確認をするための大きな手掛かりとなる。(男性、60代、視覚障害)
- 都会(大阪、東京等)には電車内に電光掲示板で次の駅名が分るが、地元に来ると、ない。夜に帰ってくる時、自分の降りる駅が分らず、着いてからあわてて、降りる時がある。文字による表示をして欲しい。(女性、50代、聴覚障害)
- 知的障害者は、乗車券を窓口機械で買う時、又、定期を買う時が最も困ります。本人にとって一番苦手なことばかりで、親が世話をしなければ買えません。知的な人はお金の扱いや、機械操作がわからないのです。是非共、何らか改善案を考えてほしいと思います。(男性、40代、知的障害)
- JRは事故等で時刻が遅れることが多いが、アナウンスされても、自閉症という障害をもつ息子は耳からの情報はうまくききとれない。文字(ルビが必要)等で表示をしてもらうと少しは良いのではないだろうか?(男性、20代、知的障害・発達障害)
- 交通機関は電車のホームが幅広くして欲しい。狭いと待っている人が多く、移動が困難。精神障害でも優先席を利用できる様にしたい。(男性、30代、精神障害)
(2)バス、バス乗り場
■困ったこと
- 運転手がバスでは車イスの固定のしかたを知らないし、固定するベルトがいつもないので固定せずに乗るのでいつも危険感じます。(女性、50代、肢体不自由)
- いつも早めに行く事にしているが、見て見ぬふりで、バスや電車が行ってしまう事と、時間表より早くバスなどが行ってしまう事には、はらだたしく思っています。気くばりがたりない気がしてならない。(男性、70代、肢体不自由)
- ノンステップバスが多くなって来たが、停留所で歩道によせて下さらないので意味がうすれます。
- バス停がフラットになっていない所だと不安だから乗れません。バスのドライバーさんに不用意な言葉をかけられて悲しい思いをした。(女性、60代、肢体不自由)
- バスの停留所では、待っている間に座わる所がない所があるので疲れる。(男性、60代、肢体不自由)
- 障害者用に改善されたバスはよいのですが、そうでないバスは乗り降りがしにくい(階が高い)。また、料金を支払う時、片手が悪いので、料金を出すのにこまった。(男性、50代・肢体不自由)
- 体調を崩し、車運転が大変になると、公共交通機関を使うことが多くなった。その中で、バスに乗れないこと(リフトがない、低床バスでないこにより)で不自由さを感じることが多くなった。(男性、60代、肢体不自由)
- 車とホームのすきま、段差がありすぎる。(男性、40代、難病・肢体不自由)
- 通学に使っているバス路線のワンステップバスの台数が限られているため、乗りたいときに乗れない。事前に、バスに乗る時間を伝え、予約しないといけない。(男性、10代、肢体不自由)
- バスの乗車券を見せても、「ありがとうございます」の一言もない運転手さんがいる。さらに、自分は何もしないのに、何かしなかったか? みたいな疑いをかけられた。(男性、20代、知的障害)
- 障害であることを理解していただけない交通機関が多く、特にバスでは本人(私)が感情表現で声を出して、運転手にどなりつけられたことがありました。(男性、20代、知的障害)
- 電動車いすなのでリフトバスしか乗れないけど、緊張してしまう。のりおりのときに落ちそうで恐いから、ノンステップバスの方がいい。がまんして使っている。(女性、40代、肢体不自由)
- バスは、精神障害の場合、半額にならないので、とても使えない。又少しはなれた鉄道駅では(自転車でそこまで行くのです。)寒い季節の雨天などがつらいです。(男性、40代、精神障害)
■とった行動・その結果
- 乗車しようと思ったバスに無視されすごく腹が立ち、どこかへ苦情を伝えようと思ったが、自分の生活に追われ、どこへも苦情を伝えることが出来なかった。しかし諦めたわけではない。それにしてもバス停にアナウンスが流れるようにしてもらうか、きちんと運転手に乗車するかどうかを確認してもらいたいものだ。(女性、40代、肢体不自由)
- JRの目的駅で降りられず降り過して目的駅へひきかえす、又駅によっては突然に利用されてもと断わられ抗議をした。(男性、50代、肢体不自由)
- バス会社や市役所、公的機関に苦情を伝え、回答を得た。(バスに乗ろうと思ったら、ノン・ステップバスのスロープが壊れていて乗れず、違うバスをすすめられ、乗ったところ、目的地と全く違う方向へ進んでいるので「違う!」と言ったら、運転手に「うるさい」と言われた。(女性、40代、肢体不自由)
- バスの時刻表に低床バスかどうか表示していないため、乗り降りが可能かどうかわからないため、センターに問い合わせ、又走ってないのでその時間は無理と言われた。(女性、30代、肢体不自由)
- バスに乗る時アンケート用紙をもらったのでバスのステップが高すぎる、上った所に料金箱の場所がとても狭く困ったことを書いたが、結果の報告もない。(女性、70代、肢体不自由)
- 公共の交通機関は、バスしかなく、車イス利用者が利用できるバスがほとんどない。町づくり審議会などに出ていろいろな要望はしているが、民間のバス会社しかなく、経済的な理由などで、改善が見られていない。(女性、70代、肢体不自由)
- ノンステップバスは、板の方が良い。機械はこわれやすい。(男性、40代、聴覚障害・言語障害・肢体不自由)
- バスを降りたところに支柱があるため、交通局に伝えた。バス停に点字ブロックがないため土木事務所へ伝えた。(女性、50代、視覚障害)
- バスの案内のスピーカーが小さくてきこえない。又バスが所定の位置をはずれてとまった時等音声がきこえず乗りすごす事が多い。所属団体を通じて交通きかんに改善を求めているが、改善されない。(女性、50代、視覚障害)
- バス停が分からない。信号表示が分からないため申し入れたが改善されないので、我慢している。音声信号、点字ブロックをもっと増やしたい。(女性、50代、視覚障害)
- バス利用者なので、困った事が多くある、アナウンスや運行マナーが悪く、苦情を伝えるが、聞き入れてもらえていなく、これからも何度も伝えて行く。(男性、50代、視覚障害)
- バスは運転手の質が悪い。子どもがすわる所がなく、運転手の横の手すりにつかまって、たまたま運転手に触れてしまったときに、いきなり怒鳴った。苦情をいうが、その場かぎりで終わり。何度となく、嫌な思いをさせられている。(女性、40代、知的障害)
- 療育手帳(B)で料金サービスを受ける際、運転手の対応と態度の悪さをバス会社に電話をした。(男性、10代、発達障害)
■具体的な提案
- 地方都市ではバスや路面電車などのアクセスが保障されないと、実質は鉄道駅周辺までしか移動できないので、バスや路面電車の低床化を行って、車いすで利用できるようにしてほしい。
- 路線バスの車いすアクセスは、東京や大阪など大都市周辺でしか進んでいない。その他の都市においても路線バスの低床化を早急に実現できるように法整備を進めるべき。(男性、30代、肢体不自由)
- バス停に都市型底床・リフト・ノンステップなどの区別の明記された時刻表がなく、バス到着の目やすがわからない。歩道がせまく、出入り口のために車道側に傾斜している場所が多い。歩道の段差の切り落としなどの工事の所には、ぜひ当事者を立ち会わせて欲しい。(男性、50代、肢体不自由)
- 観光バスにリフト付きがもっとたくさんあればいいと思います。(男性、30代、言語障害・肢体不自由)
- バス、整理券の取り口も全国統一にしてほしい、バスの乗降口のとびらも全国統一にして欲しい、小型発信機の設備充実、バス停に音声装置を設置してほしい。(女性、50代、視覚障害)
- バス降車の際、バスによって押しボタンの位置が異なる。(窓枠、窓下の壁、肘かけの先端部分)。押しボタンの場所が解りづらいので、位置を統一して頂きたい。(女性、30代、視覚障害)
- 冬になると、バスを待っている所が吹雪になってとてもこまるから、ちょっとしたバス待合室をつくってほしい。(男性、20代、知的障害)
- 乗務員からマナーが悪いと言われてしまう事が多い。たしかにそうなのだが、一人言や、大きな声がそれほど、他のお客さんにめいわくをかけているとは思えない。そんな時は、乗務員の方からアナウンスで、こういう人が乗っていますが、ご理解をお願いしますと言ってほしい。交通機関に関わる人への理解をもとめるパンフレットがあるとうれしい。(男性、20代、知的障害・発達障害)
(3)タクシー
■困ったこと
- 電動車イスが乗れるタクシーが予約制で8:00~20:00までしか受け付けをしていない。(男性、30代、肢体不自由)
- 夜おそくどうしてもタクシーを利用したい時、体調が悪い時、見かけで判断され、乗車拒否され、困まった。(男性、50代、精神障害)
- 有料道路も精神障害者には半額の割りびきがない事。駅にエレベーターがないためほとんどがタクシー移動になっている。一方タクシーチケットはもらえない。(女性、精神障害・内部障害・肢体不自由)
- タクシーで車イスを丁寧に扱ってくれるよう頼むと「社会のお世話になっているくせに」と言われた。びっくりして、あっけにとられて何も言えなかった。(女性、30代、難病・肢体不自由)
- タクシーの運転手の話し方が横柄で、気分を害した。タクシーの運転手にうまく話が伝わらないので、なじみのタクシー会社だけを利用している。(男性、30代、知的障害・精神障害)
■とった行動・その結果
- 乗車拒否を受けてタクシー会社に伝えたが、何の解決にもならなかった。(男性、30代、肢体不自由)
- タクシーに乗り、行き先と道まで書いたのに、別の道を通り、到着希望よりかなり手前でおろされ、更に別の道を通ったため、高い料金を支払らわされた。そのタクシー会社に文書で苦情→FAXで謝りの文書があったが、今だにすっきりしない。(女性、50代、視覚障害)
■具体的な提案
- タクシーの乗り場をバリアフリーにしてもらえたらもっと乗りやすい。タクシーの乗り降りの時に持つ所を増やしてほしい。(男性、40代、肢体不自由)
- タクシー会社は、車いすが積めるバンタイプのタクシーを導入してほしい。(男性、50代、肢体不自由)
- 福祉タクシーの運賃を安くしてほしい。(男性、20代、難病・肢体不自由)
- 音声・点字によるタクシー会社名・運転手の表示が欲しい。(女性、50代、視覚障害)
(4)空港、飛行機
■困ったこと
- 自分の電動車イスで飛行機のドアサイドまで行くことをカウンターで伝えるが、時間がかかることが多い。(男性、30代、肢体不自由)
- 飛行機のイス席ももう少し広いスペースをとってほしい。空港の車いすが未整備だったり、小さかったりして、不便で恐い思いをした。(女性、30代、肢体不自由)
- 飛行機で、CAPD(腹膜透析)の金属部分が必ず、ひっかかる。航空会社に事前にTELしても同じ、最近テロなどがあるのでしょうがないとあきらめています。(男性、30代、内部障害)
- 飛行機のトイレが狭まくて、使えなかった。そのトイレに行く通路を移動する車イスが機内になかった事もあり13時間位トイレをガマンした。(女性、50代、難病)
- 空港での音声表示が欲しい、全盲に対しては配慮されているが弱視に対しては配慮されていない。(女性、50代、視覚障害)
■とった行動・その結果
- 空港の係員や航空会社の社員の対応に怒りを感じたり、連絡がいきわたっていないなど、問題があった。その度に、その場で苦情や抗議を伝えるようにしている。(女性、20代、肢体不自由)
■具体的な提案
- 手続きの際、自筆記入が出来ず、代筆者も身内でなければならないと言われ、プライバシーの面で大変不快であった。各機関で自筆記入のできない者に対し、業務として代筆してくれるシステムを作って頂きたい。(女性、60代、視覚障害)
(5)歩道
■困ったこと
- 歩行者、自転車運転の人が、携帯電話を使用して走っていてがあぶない。(女性、70代、肢体不自由)
- 歩道の幅がとても狭く、その上、歩道に商品や看板が置いてあって車優先社会になっていてとても怖い。(男性、60代、肢体不自由)
- 歩道になっている所に草が茂っていたりしてせまくなっているところを歩いていて大型車が通る時は風圧が強く身構えてしっかりと立っていないと、一歩まちがえば死ととなり合せになりかねないと思うと、とってもこわいです。(女性、50代、肢体不自由・精神障害)
- 電動車いすで外出しています。工事後のでこぼこ道を通る時や、歩道の段差、歩道に敷いてあるタイルの振動に悩まされています。建物の敷地と歩道との高さがかなりちがうような所では車いすが車道にとび出して行って操作できなくなるのでとてもあぶないです。(女性、40代、言語障害・肢体不自由)
- 階段をおりるとき、段のはしがわからずにすべりどめなどの部分を1段1段についていれば楽だがついていない所がけっこう多い。(男性、50代、視覚障害)
- 「押しボタン式信号」の押しボタンの位置がわからない。(男性、60代、視覚障害)
- 夜間信号の音声が聞こえない。(男性、40代、視覚障害)
■とった行動・その結果
- 遮断器が降りる間かくが短かくて踏切りを渡り切れぬうちに落ちて来てあぶない、苦情を訴えても区や電鉄も一向に改善しない。(男性、70代、肢体不自由)
- 車いすで渡るには凸凹が激しくて危険な横断歩道は市に苦情を言って改善してもらった。(女性、50代、肢体不自由・視覚障害・難病)
- 歩道に看板、電柱などがあり、ぶつかった。行政に苦情を伝えたが改善なし。(男性、60代、視覚障害)
- 点字ブロックが黄色じゃないと、せっかくあっても気付かない。音響・信号が逆だった(東西・南北のメロディ)、青が短い時、地元警察に訴え改善された(女性、30代、視覚障害)
■具体的な提案
- 歩道橋しかなくて反対側の道に渡りたいときに歩道橋を使えず、遠回りをして渡ったことがある。その時に歩道橋の自転車用のスロープの幅がもっと広ければ、電動車イスも通れると思うので、そういうところで改善してほしい。(男性、40代、肢体不自由)
- 信号のある横断歩道を渡っている時、まだ渡りきっていないのに信号機が変わってしまう。私達障害者の事を少し考えてもう少し長い時間(信号機)(あと何秒か)にしてください。(女性、50代、肢体不自由)
- 歩車道のない場所を歩行中、前方から車が駐車するために接近してきた。白杖を出していたにもかかわらず、停車することなく、すりぬけ接触しました。加害者の対応の不備、その後の病院の対応と、保険会社の対応が障害者にとって、不満足な処理をされた。警察、病院、保険会社等は、障害特性を把握した対応をしてほしい。(男性、50代、視覚障害)
- 店の駐車場から車道に出る部分の歩道が低くなっている所があり歩道を歩いていると、体がガクッとなったりして、非常に歩きにくい、特に夜は恐しい、せめて歩道の縁石部分だけでも、色の濃淡を付けてもらうと分かり易い、これらについて何も対策は取っていない。(男性、40代、視覚障害)
- 音響信号機において、方角(東西南北)に基づく統一性が無いので、未知の町に行ったときに困る。是非、全国統一を徹底してほしい。(女性、60代、視覚障害)
- でこぼこが無くても杖の先のセンサーに反応する塗料などを開発し、より多くの場所で誘導を行ってもらいたい。(男性、30代、視覚障害)
- 移動の際の基本はまず、位置情報である。自分がいる位置が分からなければ目的の場所への移動はできない。ナビゲーションのシステムと現在ある少ない情報を、むすびつけると共に、周辺の情報を状況に応じて、自から選択できるシステムが欲しい。(男性、50代、視覚障害)
(6)車
■困ったこと
- 美術館やその他公共施設では、その建物近くに表示してほしい。(女性、70代、肢体不自由)
- ガードマン等がいない駐車場にコーンポストがあり困る。(男性、60代、肢体不自由)
- 映画を見に行った時に車椅子のとめる駐車場があるのに、前もって電話をしないと使わせてくれなかったのが困った。(男性、40代、肢体不自由)
- 障害者駐車場が利用しずらい。障害故に利用しているのに駐車場に乗り着けると、健常者から私が車内に居る段階で健常者と感ちがいされて、注意されたり眼でガンを喰わされたりするため、利用しずらい。(男性、40代、肢体不自由)
- 高速で無人ゲートが多くなり、障害者割引の適用を受けることがしにくくなりました。インターフォンで話ができないので。(男性、40代、聴覚障害)
- 精神病の為、免許を没収され以来車を利用できず、大きな荷物や、不便な所へ行ったり、病気の両親の病院への送り迎には、タクシーを使わざるを得ない。(男性、50代、精神障害)
- バイク(50呪)程度に乗りたいが、道交法で免許がおりない。ちょっとした急な用件でも徒歩以外に手段がない。(男性、60代、聴覚障害)
- カーナビは音声が出るが、聞きとれない。(女性、40代、聴覚障害)
- ドライブスルーはアナウンスが聞こえないのであきらめた。(女性、30代、聴覚障害)
- 内部障がい者は、見た目にわからない分不利なのか、酸素ボンベを利用していても駐車を拒まれることがある。(女性、30代、内部障害)
- 体調が一定しないため、外出先で急にめまいがしだしたり、具合が悪くなった時に、座席に座るとか、運転を中止して駐車するとか休むことができにくいということで困ることが多い。(女性、40代、難病)
- オストミー(人工肛門)のため、緊急のため、駐車禁止路肩に駐車し、警察署に出頭命令の貼紙された。出頭して、事情を説明したが違反歴として記載された。(男性、60代、内部障害)
■とった行動・その結果
- 身障者用駐車場有りとの広告で利用したが、全て元気な方々の使用でした。店に問い合わせたが「身障者が来ないので許している。来店の時は予約をしてほしい」との答。(男性、40代、肢体不自由)
- 大型デパートなど、駐車スペースが無く、投書箱に改善の申し出をした所、半月後に障害者駐車スペースが作られていた。(男性、30代、肢体不自由)
- 障害者用の駐車場に健常者が止まっている事が多いので、警備員の人に1時間ごと見廻ってほしいことを伝えある。(男性、50代、肢体不自由)
- 身障者用駐車場の確保などを病院等の投書箱に投かんした。(女性、30代、肢体不自由)
- 駐車場が設置されても、健常者がとめていて使用できない。毎月1回ボランティアで、啓発キャンペーンをしている。(女性、50代、肢体不自由)
- 高速道路に乗るため、ETCレーンに進入した所、ETCが不備でバーが開かない状態になった。呼び出しボタンを押して道路公団の職員に「耳が聞こえないからとにかく来て欲しい」と言ったが、コミュニケーションが出来ないと私が悪い様でしばらくは高速道路を使いたくなかった。(女性、30代、聴覚障害)
- 運転免許欠格条項の対象になり、警察庁と交渉したが何も改善されなかった。(男性、30代、難病)
■具体的な提案
- (車椅子用)駐車場の数が不足を痛感します。一般駐車場の巾員を3000~3500とれば台数は減少するがどこでも止められる。(男性、60代、肢体不自由)
- アメリカのように一般車が「車イスの所に駐車した場合、罰金をとる」ようにしてほしい。(男性、60代、肢体不自由)
- 車いす専用駐車場に雨に対する配慮があるとよい。(男性、60代、肢体不自由)
- 駐車禁止除外認定を申請する際に、申請、受領に計2日間、平日に警察署へ出頭しなければならない。郵送申請、交付を認めてほしい。(男性、50代、肢体不自由)
- 身障の駐車標示は、床方式はやめてすべて立看板に。床はわかりにくい。(男性、50代、肢体不自由)
- レンターカーのリフト車配置を確保してほしい。(女性、40代、肢体不自由)
- 自宅からのSTS(移動・移送サービス)が発達してほしいこと。
- 車の免許を取得するのに(市町町合併が進んでいますが、旧市単位で)各市に少なくとも1ヶ所の自動車学校には障害者用の教習車を配置するようにしてほしい。(女性、30代、肢体不自由)
- 車の運転のための改造助成金が少額であること。(男性、20代、肢体不自由)
- 高速道路料金が、障害者には高すぎる。移動には、必ず必要であるから、登録車以外の車でも半額制度を実現してほしい。(女性、30代、肢体不自由)
- 身障者駐車場利用の際5回に3回は一般の車の利用で使えなかった。話し合いに応じる人も応じない人もいて、言い争いになる事も。やはり法的な道を定めていただきたい。(男性、50代、肢体不自由)
- 運転免許の更新の時、係員の態度が悪い事。聞こえなくてもわかるように、手話や要約者を置いてほしい。(女性、50代、聴覚障害・肢体不自由)
- 車の移動スペースが、余裕がない為、駐停車が困難。狭い国土のためか、どうしても、健康な人の判断基準で設計製作されているので、もっと障害をもった人の意見をとり入れて、考えて頂きたい。(男性、50代、内部障害・肢体不自由)
- 事故した時、警察に通報ができない。携帯のメールを活用してほしい。(女性、50代、聴覚障害)
- 緊急自動車が交差点で優先でとおる場合などは、信号機の一部分に「緊急自動車が通過します」などの表示をしてほしい、交通規制のところにもそういう表示をしてほしい。(女性、40代、聴覚障害)
- 運転していて一番強く感じたのは聴覚障害者対応の車がない事、肢体不自由の方々にはいろいろな対応車が開発されているのに聴障者には全くない、バックミラーの大きさなど、聴障者にも対応した車の改良が望まれる。(男性、70代、聴覚障害・言語障害)
- 障害者に全国共通の「駐車可」の制度がほしい。(男性、40代、知的障害)
- 精神障害者の中でも、カンカイ(回復)期にある人には免許を取れるようなシステムにして欲しい。障害者こそ、電車やバスでは間に合わない車の必要な時がある。(女性、60代、精神障害)
- 駐車禁止区域に駐車をせざるをえない場合があるがオストメイトであるため、2種4級の障害者は許可されない。他県では許可されているところもある。全国統一にしてほしい。(男性、70代、内部障害)
- 駐車禁止であっても蓄便袋(パウチ)の排泄物を出さないと困るので留める事がある。我々には、生死にかかわる事なので特例でその様な時は駐車禁止内でも認めてほしい。(男性、60代、内部障害)
- 車で旅行中、又は乗車中に駐停車して利用したい場合、駐車場が近くになく、困ることがあります。臨時に短時間駐車出来るように、オストメイト対応トイレを設置して頂きたい。(男性、70代、内部障害)
- 障害者手帳持参の場合は、内部障害はことわられるため、障害者用に止めることを認めてほしい。(女性、50代、内部障害)
- スーパー、コンビニ、等、買物にいった時、障害者用駐車場は有るのだが、一般の車が止まっている。止める人を店員が見てみぬふりしている。県と交通課で優良駐車場を表彰したら。(男性、60代、難病)
(7)その他
■困ったこと
- フェリー等の昇降機の設置が必要、カーフェリーの車から外へ障害者は出られない。客室へ入れない、エレベーターがないから。(男性、60代、難病・言語障害・肢体不自由)
- 船に乗るためのさんばし等の整備が不十分。(男性、50代、肢体不自由)
- 船は乗り込む為の渡り板に階段があり、船側で90度にまがっていて乗る迄に何人もの人に手伝って頂いた。船内は車イストイレも無く、通路も狭まくて移動できませんでした。(女性、50代、難病)
- 呼吸器、吸引器等、色々と車イスの下に乗せているので、車イスが重く、大きいので移動が難しい。又内部バッテリーの時間にも制限があるので電源が必要。色々と考えると不安が一杯である。少しの段差があっても機械への影響を考えると不安。(女性、20代、知的障害・言語障害・肢体不自由)
- 船等の上船規則に精神障害者の欠格条項があるのではないか不安になる。(男性、40代、精神障害)
- 低血糖値の場合、とにかく、インスリン注射を行なったり、血糖測定を行える場所や、設備・環境がないと思います。(男性、40代、内部障害)